娘の男を見る目を育てる方法!? ホンマでっかTV(10/18)を見て父が思ったこと

気になった子育ての質問

10/18に放送されたフジテレビ、ホンマでっか!?TVの「新米ママ軍団が子育て相談」という特集で、新米ママ達の子育てに関する質問の話が放送されていました。幼い娘を育てている父として、子育て特集は要チェックです!新米ママ軍団のゲストとして出演されていたのは、まだ幼いお子さんを子育て中の4名の方々。

タレントの関根麻里さん(1歳11ヶ月の娘さん子育て中)

歌手の鈴木亜美さん(9ヶ月の息子さん子育て中)

柔道ロンドン金メダリストの松本薫さん(3ヶ月の娘さん子育て中)

エッセイストの犬山紙子さん(9ヶ月の娘さん子育て中)

それぞれ教授陣に子育ての質問をされていて、興味深い内容ではあったのですが、私が一番気になったのが犬山紙子さんからの質問でした。その質問の内容が次の通り。

「娘が男を見る目をつけるには?」

9ヶ月の娘さんを育てている犬山さん曰く、DVやモラハラを受けたり、借金癖のある人に引っかかってようになって欲しくないとのこと。さすが負け犬美女の著者。

これは父として気になる!!

いつかは来る、いや、結婚しなくても幸せになれるこの時代(ゼクシィのCM)なので来ないかもしれない、娘からの婚約者の紹介。今からどう対応しようかと時々妄想をしてしまいます。

別に、将来娘が好きになった人をとやかく言うつもりはありません!どんな人であろうが応援してあげようと思っています。娘が幸せになってくれればそれだけで十分です。ただ、幸せを自分で見つけられるためにも、人を見る目を育てる機会を作ってあげるのは親の役目かなと思っています。

これは恋愛に限ったことではなく、生きていく力として。

男を見る目を育てる方法とは?

その、気になる”男を見る目を育てる方法”について、生物学者の池田先生が早速回答をくださいました。

「(生まれて)9ヶ月で男を見る目がある女なんてろくなもんに育たないよ!」

バッサリ(笑) しかし、さすが池田先生、その後にちゃんと回答をしてくれました。

人間そのものの善し悪しを判断できるようにするには、小さい頃から犬や猫などを飼って触れ合わせると良い

私の理解は次の通りです。なぜこれが良いのかというと、人の本質を見る力を養うことができるようです。言葉だけで人の善し悪しを判断すると騙されてしまうことが往往にしてあります。言葉以外の部分で善し悪しを判断するためには、言葉を使わない関係から学ぶ必要がある。

そして、そのベストな相手が犬や猫なのです。犬や猫は当然言葉を使わず、表情や態度や行動などで感情を表します。小さい子は、犬や猫と触れ合っていると、それらの表情や態度や行動から、感情や考えていることを読み取ろうとするのです。

この、言葉以外から読み取る力は人に対しても当てはまります。言葉では良いことを言っていても、逆の本音が表情や仕草に出てしまっている人は結構います。そういった洞察力+読み取った情報から本質を推測する能力というのが、この経験から養われていくのだと思います。

娘をどうやって育てるか

なるほど、確かに池田先生の言われることは一理ある。しかし、困ったことに共働きの我が家では、犬や猫を飼うことは難しいです。共働きでも飼えそうな魚や亀や鳥では、感情をあまり出さなそうで、効果が薄そうです。

一つの案として、近所の犬や猫に触れあわせたり、ふれあい動物園のようなところに連れていってあげる機会を増やしてあげようと思います。家で触れ合う場合との密度の差は、工夫でカバー。例えば、「ワンちゃん、どんなこと考えているかな?」や「なんで震えているんだろうね?」などの問いかけをしてあげることで、読み取ることを促してあげられるのではと考えています。

また、動物相手ではなくても、この問いかけは多少の効果はあるのではないかとも思います。洞察力とそこから推測する力というのは、人物の銅像を見て、どんな気持ちで何を考えているのかを考えたり、本の登場人物の描写だけから心情を推察する練習で鍛えてあげられるのではと考えています。

本当に教育は難しく、考えれば考えるほど深みにハマっていきますが、それもまた楽しいです。

あまり気負いはせず、出来ることを試していきたいと思います。そして娘には、私の妻のように見る目のある女性に育ってもらうことを願っています。(笑)