旦那が気づかなかった!妻の産院入院中に僕がやって喜ばれたこと

旦那が気づかなかった!妻の産院入院中に僕がやって喜ばれたこと

入院中に男ができることはある?

通常、生まれたての赤ちゃんとお母さんは大体5日間程度入院していなければなりません。旦那さんも一緒に泊まれる病院もあるようですが、それも一泊くらい。大抵は仕事もあるので、帰宅される事でしょう。

新しい命に心踊りながらも、妻が入院している間、何をしようかな?できることはあるかな?と、世の旦那さんは思うわけです。私も男に何かできる事があるだろうかと考えていました。自由時間も後少しか…。というサザエさんシンドロームのようなものを感じているなんてことはありません!決して!(強調)

家事をしっかりやって心配をかけないようにするのは当然(散らかしっぱなしの物片さなきゃ…)。家に赤ちゃんを迎える準備を進めておけば喜んでもらえるだろうなと思い、普段していない場所も掃除をしました(普段してた場所もしてなかった…)。子育てに必要な消耗品やグッズを買っておきました(アピール)。特に重たいものなどは(アピールその二)。しかし、振り返って見ると、一番大事な事は他にあったんだと気づかされました。

できるだけお見舞いに行ってあげる

何より大事な妻を気遣って、可能な限りお見舞いに行ってあげることが一番大切な事であると気づかされました。私は可能な限り時間を作って、平日、休日共に病院へ通っていました。振り返るとそれが本当に嬉しかったと妻からも言ってもらえました。正直に言うと、たまたま仕事が忙しくないタイミングだったのと、初めての子供に有頂天になり、頭の中は一週間リオのカーニバル状態で通っていたのですが(笑)

そんな自分はラッキーですが、一般的な旦那さんは仕事やその他の予定などで忙しいでしょうし、職場や自宅から病院が遠いかもしれません。それでも、仕事終わりに寄れそうであれば少しの時間だけでも。距離の関係上、平日は難しければせめて週末二日間は。仕事の都合がつきそうであれば有給を取って、奥さんとできるだけ一緒にいてあげると喜ばれると思います。

赤ちゃんが生まれたという人生に数えられるしかない大きな喜びを、大事な人と分かち合えるということは、何物にも変えがたいことだと思います。それは女性でも男性でも同じことです。喜びは二倍になります。そんな歌があったような気がしたのですが思い出せない。ググったら「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にしてくれる」というドイツの詩人、劇作家、シラーの言葉があるそうです。それはシラーなかった…。(まだ日差しは暑いからちょうどいいでしょ?)

奥さんの体は疲れていて休養が必要です。それでも、助産師さんから子育てで必要になる多くの知識を一気に学ばなければなりません。そして、不慣れなまま、生まれたばかりの赤ちゃんの面倒を見なければなりません。

そんな中ずっと一人でいるのでは、体は休まっても心は休まりません。体は動かすと疲れますが、心は動かした方が元気になります。奥さんの心を元気にしてあげるには、旦那さんが直接会いに行ってあげることが一番効果的だと思います。入院して部屋の中に一日中いたって新しい出来事はたくさんあり、話したいことがたくさんあるはずです。是非旦那さんは聞いてあげてください。

背中をさすったり、マッサージをして労ってあげてください。せっかくの機会なので、たくさん写真やビデオを撮ってあげてください。家族みんなで撮った写真やビデオは、後からとても良い思い出になります。携帯のメモリ空き容量は作っておくのは忘れずに!

里帰り出産や、単身赴任、どうしても離れられない仕事などで直接会えないようであれば、Line、SkypeやFacetimeなどビデオ通話のアプリはたくさんあります。お互いの顔を見ながら話すようにしてください。それだけで奥さんの気はとても晴れると思います。本当、便利な時代になりました。

なお、奥さんを気遣うことが一番なので、もし奥さんが望まないようであれば控えるべきです。中には静かにさせて欲しい人もいるかもしれません。そういった様子を感じられたのであれば、必要以上にお節介をせず、そっと見守ってあげるようにしましょう。

出産という一大イベントは赤ちゃんだけを注目しがちですが、そこにはお母さんも、お父さんも存在します。お母さんを気遣ってあげられるのはお父さんだけです。赤ちゃんは可愛いくて、見ているだけで、癒されるものですが、赤ちゃんがお母さんを気遣ってあげることはできません。私自身、これからも一緒に生きていくパートナーとして、奥さんへの気遣いを常に忘れないように肝に銘じたいと思います。

まずは入院のお見舞いにできるだけ行ってみてはいかがでしょうか?通いすぎて、私のように仕事大丈夫なの?と別な心配をかけないようにご注意を(笑)