びくっ!モロー反射で試した3つの対策

モロー反射は突然に

産まれたばかりの娘を見ているととても可愛く、いつまでも飽きないです。これまでの数週間だけでも、様々な表情やら仕草やらを見せてくれました。その一つにモロー反射があります。

音などに反応して、ビクッと両手を振り上げます。寝ていても振り上げます。サッカーの監督が抗議の時に両手を振り上げるような勢いで、突然ブワッ!と。ハリルホジッチ監督なんかもたまにやりますね。サッカーだと、そのまま振り上げた手を頭に持っていって、頭を抱えますが、うちの娘の場合、そのままバネでも入っているかのようにビヨヨーンと動いて、それはそれで見ていて楽しいです。

ただ、問題もあります。可愛いものですが、スヤスヤ眠っている時でもモロー反射が起きてしまうと、目覚めて泣き出してしまうことがあります。結構赤ちゃんは敏感なもので小さな音でも反応します。低い音だとあまり反応しないものの、逆に高い音には敏感です。食器のカチンという小さな音でもビクッとします。また、抱っこして寝ている時にベッドへ降ろそうとした時にも、ちょっとの刺激でビクッと目覚めてしまいます。

そもそもモロー反射って?

赤ちゃんに本能的に備わった原始的な反射の一種だそうです。新生児から3~4ヶ月頃までみられるもので、音や、落ちることに反応しビクッと両手を伸ばします。母親の体から落ちそうになった時など、近くにあるものへとっさに捕まって落ちるのを防ぐためにあると考えられているそう。しかし、娘の様子を見ている限り、手を伸ばしたところで何かを掴めるような感じではなく、どうみてもそのままバンザイしながら落ちていくことになりそうな気がするのだが…。

どうやってモロー反射を防ぐか?

今の時期しか見られないので暖かく見守っていれば良いのですが、スヤスヤ寝ている時に起きてしまうとかわいそうに思います。そして、目覚めてグズリ出してしまうと、親の方も中々眠れません。そこで、色々と対策を調べてみました。

1. 音を立てないようにする。

まぁ、当たり前ですが、ビックリさせなければビクッとすることはないわけです。ただ、気をつけていたって音が出てしまうことはあります。そして、何か音がした?というような状況でもモロー反射が起きてしまうので、発生頻度は減らすことができるものの、根本的な解決にはなりませんでした。

2. お包みでつつむ

調べてみると、お包みを使ってグルグル巻きにしてしまう、お雛巻きという方法があると知り、早速トライ!結構キツく巻くようで、お雛とか可愛い名前をしておきながら、間違いなく拘束である。そして、動画を見ながらやってみたものの、中々難しい。例と見比べると、明らかにモッコモコである。中身を詰め込みすぎてチマキみたいになってしまっている。これで大丈夫かなぁと思っていると、案の定、パッカーンとチマキの中から元気な赤ちゃんが飛び出してきました!

そして、お雛巻きにはもう一つ問題があり、どうも娘が暑そうなのでした。夏だというのもあるかと思いますが、エアコンを入れていても、暑くて寝苦しいのかなぁと思えることがありました。試しに布団から出して涼しい床に寝かせると、嘘のようにぐっすり寝てしまい、意外と暑がりだったことに初めて気づきました。親に似て暑がりになったのか。そんな暑がりさんをグルグル巻きにするのは、やはり難しいと思い、結局お雛巻きは断念しました。可愛いんだけどね。

3.授乳枕に寝かせる

授乳枕はクロワッサンのような形をした、授乳時に使うクッションです。真ん中に穴が空いているので、そこに赤ちゃんがスポッとハマります。流れるプールで使うでかい浮き輪のようなイメージです。赤ちゃんがすっぽり収まる形になるので、モロー反射が起きても、腕の振りが大きくならず、起きてしまうのを防ぐことができます。また、丸まった姿勢になるため、なんとなく落ち着きもするようです。結果的に、我が家の場合、これが一番効果がありました。

我が家の場合は1と3の方法でやっていますが、赤ちゃんによって合った方法があると思いますので、色々と試してみてください。