娘にシックスセンス!?部屋の隅を見つめる赤ちゃんの謎に迫る!

ぢつと天井を見る

呼びかけど呼びかけど我が娘こちらを向かずぢつと天井を見る。そんなことが度々あります。父としては構ってあげたい…嘘。構って欲しい!のに、何かに取り憑かれたように天井の隅をぼーっと見ています。その視線の先には何も無いはずなのに、本当に何を見ているのでしょうか?そして、時にはしかめっ面をしたり、ニヤッと笑ったり。そこに誰かいるのか??心の汚れてしまった大人には見えない世界がそこにはあるのか?教えてくれ愛娘よ!

何もないところをじっと見つめる子供と、それを怪訝そうに見つめるオッサン。

ん?何かこの光景を見たことがあるぞ。

「僕には死んだ人が見えるんだ」

そう、映画シックスセンスである。初めて見た時は最後の結末に衝撃を受けた記憶があります。思わず、また最初から見返してしまいました。あれからしばらく、ラストでどんでん返し系の演出が流行ったような気もします。なお、原題はザシックススセンスで、日本語で書くと語呂悪過ぎ。邦題を考える人はすごいなぁと思ってしまう。

映画の話はさておき、本当にそんな物が見えているような気がしてきてしまいます。そんな話を周りの友達に聞いて見ると、結構色々な説があるようです。家に遊びに来ているご先祖様を見ている説、天使や悪魔がいる説、シックスセンスのように幽霊がいる説など、色々とあります。

実際何を見ているの?

そんな楽しい諸説は色々とありますが、科学的には、何かに興味を持っているということらしいです。確かに、赤ちゃんからしたら、この世のものは全て初めて見るものなのである。天井の隅っこの角だって、何なのか分からない。単純に線と濃淡の組み合わせなのでしょう。そして、それが何なのだろうとじっと見つめて考えているわけです。黒い物やら、丸いものやら、光やらを認識しやすいというのはよく聞きます。何も無いような所を見ているようでも、大人が何も無いと思っているだけで、そこには天井があったり、何かの影があったりします。これの積み重ねで世界を認識していくのだなぁと思うと、気の遠くなるような気もしますが、意外と勝手に身についていくものなのでしょうね。自分自身が小さい時、「この線は何なんだ?この組み合わせは一体?そもそも線とは何なのだ?」などと哲学の世界に迷い込んでしまった記憶なんて無いですし。こういう事を目にして経験する度に、生物の神秘のような物を強く感じられるようで、楽しい日々です。

ところで、立派に大人になったハーレイジョエルオスメント君、鈴木福君に似ていると思うのは私だけでしょうか?